2007年11月01日

『不信者』01献辞/34

  土耳古の物語りの一斷片

一つの宿命的な思ひ出──我等の歡喜にも我等の苦惱にも等しく寥しい陰影を投げる一つの悲哀──
それへは人のはより暗らい或はより明るい何物も齎らし得ないし
それには歡喜も慰安にならず、苦惱も刺戟にもなりはしない。
ムウーア    


  サミュエル・ロウジャース殿に寄せて

 彼の天才に對する讃美、彼の人格に對する尊敬、しかしてまた彼の友情に對する感謝の、微少なれども、極めて誠意を籠めたる、その表象しるしとして
  此の制作に書を書き止めたるは
 彼に恩を感じ、深き愛情を持てる從僕
バイロン    

    千八百十三年五月  ロンドン。

"One fatal remembrance--one sorrow that throws
Its bleak shade alike o'er our joys and our woes--
To which Life nothing darker nor brighter can bring,
For which joy hath no balm--and affliction no sting."
MOORE.


To
SAMUEL ROGERS, ESQ.

as a slight but most sincere token
of admiration of his genius,
respect for his character,
and gratitude for his friendship,
THIS PRODUCTION IS INSCRIBED
by his obliged
and affectionate servant,

BYRON.

  London, May, 1813.


posted by 天城麗 at 01:00| Comment(0) | 不信者 | 更新情報をチェックする
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