2009年01月01日

バイロン伝

書名:バイロン傅
原題:Byron "English Men of Letters" series (1880)
著者:ジョン・ニコル John Nichol (1833-1894)
訳者:三好十郎 (1902-1958)
底本:ジョン・ニコル『バイロン傳 新潮文庫 第200編』新潮社 1936
書誌情報:なし
文豪評伝叢書版

入力・校正:天城麗
テキスト公開:2009-01-01
テキスト更新:2012-03-17

テキストファイルnicol_20120317.txt
えあ草紙byron_nicol.txt(転送)
底本スキャン画像PDFnicol_byron_light.pdf 21.5MB
このブログで読むバイロン伝


これらのテキストは著者・翻訳者とも著作権の保護期間を満了していますので、どなたでも自由に利用することができます。
テキスト版は青空文庫と同じタグを使用しているので、対応ソフトでルビなどを表示することができます。


英語版(海外サイト)
Byron by John Nichol - Full Text Free Book



[2009-02-26]
すべての「、、」「。。」を「、」「。」に修正。
すべての「青」「教」「av「~」「ョ」を「青」「教」「福」「神」「頼」に変換。
第二章「(改行)彼の戀の夢は一時に醒めてしまつた。」改行を削除。
第三章「(改行)丁度後年のチャールス・オースティンのそれに似てゐた。」改行を削除。
第四章「テレサの代りに、『ボアオール』を『ギアオール[#「ギアオール」は底本では「ボアオール」]』に修正。
第七章「蓮ひ無い」を「違ひ無い」に修正。
第九章「ソマーセットシャ[#「ャ」は底本で缺落]イア」→「ソマーセットシャイア[#「ソマーセットシャイア」は底本では「ソマーセットシ イア」]」に修正。
第十章「ウヰ[#小書き片假名ヰ]ーン會議」→「ウヰ[#小書き片仮名ヰ]ーン會議」に修正。
年表「一八一三年年」→「一八一三年」に修正。
年表「[#ここから2字下げ]」は正しくない。が、表記法がわからないのでこのままにしておく。

[2009-04-07]
第七章「ディォダティ」を「ディオダティ」に修正。
第九章「カラ・マグニ」を「カサ・マグニ[#「カサ・マグニ」は底本では「カラ・マグニ」]」に修正。
第九章「詩人約」を「詩人的」に修正。
[2012-03-17]
「香vを「緑」に変更した。
posted by 天城麗 at 13:45| Comment(0) | ダウンロード | 更新情報をチェックする

2009-01-01更新情報

2009年になり、三好十郎 (1902-1958)氏の著作権の保護期間が満了しました。
ですので、本日ジョン・ニコル(1833-1894)著/三好十郎訳のバイロンの伝記『バイロン伝』のテキストファイルとPDFを公開しました。
誤入力などを見つけた方はぜひご連絡ください。
明日からブログでも読めるようにこれから準備に入ります。

その他に、PDFをすべて軽量版と取り替えました。
底本のスキャン画像を縦1024pxに縮小し、画質を少し落としました。
透明テキストは古い本であまり意味がなかったので削除し、代わりに目次を入れました。

すべてのテキストファイルをtxtフォルダに、PDFをpdfフォルダに移動しました。

いくつかのテキストファイルの繰り返し傍点/゛\を青空文庫のローカルルール/″\に改めました。

ダウンロードカテゴリのページに「書誌情報」を追加しました。
原語の英語テキストのリンクなども追々、加えていく予定です。

このブログで公開している本を青空文庫に入れたほうがいいだろうとは思うのですが、一人で校正しても通らないし、現在公開しているファイルは青空文庫のローカルルールとは異なるところもあるので面倒です。
校正作業ができる方がいらしたら、勝手にやっちゃってください。
底本は画像でアップロードしてあるか、国会図書館のライブラリにあります。
posted by 天城麗 at 14:26| Comment(0) | このブログについて | 更新情報をチェックする

The Works of Lord Byron, Vol.7.

2008年12月20日、Project Gutenbergに『The Works of Lord Byron, Vol. 7.』が公開されました。
"John Keats"や"Devil's Drive"、"On this Day I complete my Thirty-sixth Year"などが収録されています。

Project Gutenbergのバイロン項
Byron, George Gordon Byron, Baron, 1788-1824

作品照合リストに"To the Prince of Whales"がありますが、詳細はわかりません。
posted by 天城麗 at 21:10| Comment(0) | 英詩(English) | 更新情報をチェックする

2009年01月02日

バイロン伝 INDEX

『バイロン傳』
ジョン・ニコル John Nichol (1833-1894)
三好十郎 (1902-1958)
詳細・ダウンロード

全54エントリー(2009/1/2〜2009/2/25)


posted by 天城麗 at 00:00| Comment(0) | バイロン伝 | 更新情報をチェックする

『バイロン伝』序



 バイロンは、英國近代が産出した、最も偉大なる性格の一つである。そして、偉大なる性格は、常に或る程度までは、一個の謎である。しかし、と言ふよりも、それ故に、バイロンに就いては、西洋各國に於て、種々な方面からの多樣な研究が遂げられてゐる。日本に於ても、これまで各種の紹介や飜譯その他で、バイロンといふ詩人が、どんな樣な傾向と性絡を持つた個性であるかといふ事は、既に漠然とではあるが理解されてゐる。だが、バイロンその人の一生の姿なり、一個の近代人としての彼が持つてゐた纖細な神經や、憂鬱や、苦惱や、又それらが形作つてゐた彼の生涯のこまやかな起伏に至つては、まだ全然日本の多數の人には了解されてゐないかに見える。で、それらを、ほんの少しでも解つて貰ひたいために、私のこの小さな努力は拂はれる。
 このバイロン傳は、主として、ロンドン・マクミラン社出版の『英國文豪傳集』中に收められてゐる『バイロン』── "Byron" (English Men of Letters); by John Nichol. Macmillan and Co. ──の一九〇九年版袖珍本に據つた。著者のジョン・ニコル(一八三三―一八九四)は、スコットランドに生れ、オックスフォードに學び、後グラスゴー大學の英文學教授になつた人である。『バイロン傳』以外にも『ロバート・バーンズ』、『カーライル』、『アメリカ文學』その他の著書がある。批評家として、及び傳記者として、盛名のあつたのは言ふまでも無い。特に『バイロン傳』は、その考證の廣さと、洞察の深さと、觀察の公平さとに依つて、數あるバイロン傳中に於ける白眉とされるものである。又、もう一つ見落してならぬ事がある。それは、ニコルは『バイロン傳』に於て、バイロンを惡魔に近いもの、又は英雄に近いものとして扱つてゐない點である。彼のバイロンは、徹頭徹尾「人間バイロン」である、そのために、バイロンを惡魔に近いもの、又は英雄に近いものとして觀た數多のバイロン傳記者の陷つてゐる誇張やセンティメンタリズムに陷つてゐない。
 しかし、私のこの『バイロン傳』は、ニコルの逐字譯では無い。それに所に依つては、不必要と思はれる所を省略し、不備だと思はれる個所には追加をほどこした。又、他の參考書を引用もした。これは、英國傳記者の書いた英國人の傳記を、日本人に十分了解させるためには是非の無い事である。それに、私の省略・追加・引用等は少くとも「日本人の讀むバイロン傳」としては、原書の價値を引き下げてはゐないと思ふ。
 ともあれ、不備ながら、これだけのバイロン傳を紹介し得た事に就いて、私は非常な喜びを持つ。
 最後に、この評傳を出版するために、種々親切な指導と教示とを與へて下さつた恩師、吉江喬松・日高只一兩先生に對して、心からの感謝の意を表したい。
譯者
posted by 天城麗 at 01:00| Comment(0) | バイロン伝 | 更新情報をチェックする
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